おしゃべり元保護者の目安箱

ただの元保護者が、ひたすら『学校』について語ります。 『いじめ』『部活動』『PTA』などなど。 先生方、そして保護者の皆さんと一緒に、語れる場になればいいなと思います。


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◆部活動◆

■黒田選手と「ブラック部活動」■



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皆様こんにちは。
おしゃべり元保護者です。

今日のあちらのブログは、
∟■浮かれポンチになってみてこそ、みえるもの■
最近の浮かれポンチの私の姿に反応する人たちの本音に迫ってみました。
つうか、これ、よくわかるんやけどな、ってお話です。

さてさて、今日は、昨日やっていたアンビリバボーでの黒田選手のおはなし。
黒田選手とは、つい先日広島東洋カープを引退した、
日米活躍し続けた、超。素晴らしいお人。
その番組を最後まで見ていて、
このおしゃべり元保護者は、最後の最後、涙が止まらなかった。

超、すごい人。

その黒田選手のお話を聞いていると、
今、ブラック部活動、ブラック、ブラックと騒いでいることに、
ちょっと立ち止まってみよ?
と言いたくなった。


黒田選手。
高校時代、一度もレギュラーになることなく、三年間を終えた。
しかも、その部活は、名門の、今で言えば、「ブラック部活」。
何日も、炎天下で、しかも、食事も与えてもらえず、
一晩ぶっ通しで走り続けることもあったという。
ある日、
真夜中一緒に走らされていた先輩の親が、
二人を心配に、監督に内緒でうちに連れて帰り、
お風呂や、食事を与えたという。
そして、
一応、黒田選手の母親に連絡を取った。

その時、
黒田選手のお母様はこういったという。

「いますぐ学校に戻らせて、走らせてください」
と。


その後、
黒田選手は、それでも野球を諦めることなく、
大学に進み、プロ、そしてメジャーと活躍する選手になった。

黒田選手は、その高校の時の部活があったから、
今があるという。
そして、
そんな母親に感謝しかないという。


私は、これが正解だと思うのだ。
だけど、それは、
「こうやって厳しくするほうがいい」
ということではなくて。

部活動

それがたとえ、
ブラック部活動であっても、
それを見つめる子供たち、
そして親の気持ちによって、
それが、
「どのような存在になるかが変わる」
ということだ。

肯定的に捉えれば、それはプラスに。
否定的に捉えれば、それは、間違いなくマイナスになる。

逆に、

それがたとえ、生徒に優しい、ただ楽しい部活動であっても、

肯定的に捉えれば、それはプラスに。
否定的に捉えることしかできなければ、それはマイナスでしかないのだ。


だったら。
「部活動」自体に、共通した正解を求めるのでなく。
その「部活動」を見つめる自分の心に従えばいい。

その子供の主体性に委ねるのが、私たち親。

そうやって、「偏ることなく、物事を見つめる目」を、
子供たちに持たせよう。
そして、
親の自分が、決して、「偏った価値観」を子供たちに植え付けないよう、
自分自身が、
「どちらを選択しても正解であること」
を、教えていける自分でありたい、と思っている。




まだ、在庫切れ中です。
本当に申し訳ありません。




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■声を出せない部活動■



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皆様こんにちは。
おしゃべり元保護者です。

さっそくですが、
昨日の記事で前フリさせていただいた件について、
前フリどおり、さきほどあちらのブログで公開しましたので、
どうぞ、興味ある方は、「アイタタ」と失笑でもしにいってください。
∟■凶と出るか吉と出るかのお話■



さて、今日は通常通り、
いつもの「うんちく」を語らせていただこうと思っております。

つっても今日も、今、杉のが「学校問題」の中でも、
一番、「どうにかならんもんか」と頭を悩ませている『部活動』について、
少し愚痴らせていただこうと思う。


今日は、いつもどおり記事をリンクさせてもらうのはやめて、
ま、実際、その理由は、「記事探すのもめんどくさい」ということなのだけど、
それは、ネットニュースで話題になっていた、
「ある中学校の野球部が、近隣の苦情により、声を出さずに練習している」
という記事。



これどうよ。

もう本当に、残念というか、
お気の毒というか、
子供らが可哀想に、というか、
先生らも大変やな、というか。


と、正直、心の中がどんよりとしてしまう感想だ。


いっても、
そりゃわかる。
ど真ん中新興家としては、
「それらを騒音としか思えない人たち」の存在はよくわかる。
それは仕方ない、と、素直に思う。

だけど、


どうにかならんもんかね、これは。



実際、うちのような田舎でも、
スポーツ少年団の監督らに実態を聞いていると、
確かに、近隣の住民から、
「うるさいっ」
と、怒鳴られることがあるようだ。

そんな人は、
たいがい、「なにか文句を言いたくて仕方ない人」が多いらしく、
声を抑えたところで、今度は、
関係者の駐車の仕方が間違っているとかなんとか、
ありもしないルールを勝手に作って、「それを守っていない」と怒ってきたり、
挙句の果てには、文句を探して、ずっと自転車にのって、練習を見守っているのだとか。


しかし、中には、
「朝早くから練習ご苦労さんやけれども、土日はさすがにゆっくり寝ていたい家庭も多いやろから、
せめて8時頃まで、練習始めるのはやめてくれんか」
と、実にもっともな苦情も混じっている。
その日、ちょうど大会当日のアップで、
朝の7時から大声を出して練習させていた監督は、思わず反省した!という、

それに、田植えしたばかりの田んぼにボールが落ちたとかで、
ボールを拾うためだけに無断で田んぼに入り込み荒らしまくっていたことから、
さすがに田んぼの主に、草刈機かなにやらを持ち出して抵抗されたこともあるらしい。


そりゃ、どちらも、怒鳴られても仕方ないって話だ。

このように、
こんな話題があがると、
私たち「子供側」の人間は、
つい、「世知辛い世の中だ」と、嘆いてみたくもなるのだけど、
よくよく聞いていれば、どっちもどっちということがよくわかるのが、この手の話。

そして、
それらはすべて、
「大人たちの心のあり方」によって、避けられた事態が、
結局は、「怒鳴られる」という、
「子供」にすべて降りかかっている、とも考えられる話。

「声を出せない練習」

子供のスポーツ指導に置いて、かなりの致命的な問題。
野球だけでなく、
「声を出さないスポーツの練習」なんて、正直有り得ないのが本当のところだ。



「うるさいっ」怒鳴られたとき、どうしてんの?

あるスポーツ団体の監督にたずねた事がある。
そのとき、その監督は笑って答えた。

「これから、毎日、あのおっさんに笑顔で大きな声で挨拶してやれっとしか言わん!」
中には、
「もっと声をだせー」と一段と大きな声を出すように指示した監督もいたという。

わーそれは随分アイタタな方法やな、とは思ったけれど、
本当は、それでいいのかもしれない、とも思ったり。

確かに、「思わず反省してしまうような苦情」の場合はちゃんと対応する、
それが当たり前で、
子供たちに見せなければならない大人の姿だ。


だけど、「何かに文句を言いたい人たち」の、
理不尽な苦情に関しては、
そうそう付き合う必要もないってことだ。

それに。
心理学的に見ても、
そういう理不尽な苦情を繰り返す人たちは、
「自分に関心を持ってもらいたいからこそ、
他人に関心を持って、見つめているのだ」

ま、私がいつも言っている、
「常に正しくあろうと苦しんでいる人たちが、誰かの間違いを叩くことで、
自分の正しさを正当化しよう」という、「自称正義のヒーローたち」を同じ原理だ。

ちゃんと、その人の「存在」「正しさ」を認めてあげれば、
その人たちは、もう、それで納得できる、という仕組み。
その、「うるさいっ」と怒鳴った子達が、
それをきっかけに、「自分に挨拶をしてくれるようになった」時点で、
その人たちの自己肯定感は大いに盛り上がるって話だろう。
それをいったことで、「余計」に声が大きくなっても、
「反応してくれたこと」によって、気分がおさまっている場合もあるのかもしれない。

実際、そのアイタタ監督たちのスポーツ少年団は、
それからも、同じ場所で、地域の方に見守られながら、
同じように大声を出して練習を続けている。
だけど、やっぱりあの田んぼ荒らしの団体は、
そこから使用を止められたという。これは当たり前。


今、
不審者には先に挨拶しろ
という声も広がっている。

それも同じ。
その不審者にとっては、たとえ「何かをしでかそう」と思っていても、
そのターゲットから、「ひとりの人間」として扱ってもらった時点で、
つまり、自分の存在を受け入れてくれた時点で、
その自分に挨拶してくれた相手は、ターゲットから外れる、とも言われているぐらいだ。

前にも記事に書いたけれど、


学校なのだから当たり前。
子供だから声を出すのが当たり前。
子供の声を「騒音」としか思えない人間が間違っている。


ではなく、

とりあえず、先に、

いつも、僕たちを見守ってくれてありがとう。
僕たちのうるさい声に我慢してくれてありがとう。



そんな手書きの手紙でも持って、
ご近所一件一件回ってみるのも、
こんな世知辛い世の中、
決して、無駄なことではない、と私は思う。






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■「おしゃべり元保護者」が考える、理想の「部活動」■



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皆様こんにちは。
おしゃべり元保護者です。

今日はこの記事からお読みいただこう。

■「ブラック部活」がつらい…生徒より教師の負担重く…

これは、このブログでも何度も紹介した、内田先生の記事なのだけど、
こういった「部活」の状況を、今となっては至るところで目にする機会があると思うのだ。
私も何度か、このブログでも書いているけれど、皆様はどうお考えになるのだろうか。

そんなことで、わたくし「おしゃべり元保護者」が考えた、
「理想の部活動」がこれだ!

※まずもって、「部活動顧問」は、ボランティアではなく、「残業手当」「休日手当」「特別手当」等、労働に対しての対価が支払われるよう国が動く。また休日の大会等の引率の際には、必ず平日振替休日ととらせるなどの規定を作る。

※現時点で「教員免許」を持ちながら、なんらかの理由で不採用となっている「臨時教師」や、そのため別の職業についている者などから、「部活動専門教師」として正規採用する。現時点の採用は「部活動専門教師」のみ。また採用前の「教師のたまごたち」を、「部活補助」等でボランティアできる体制を作る。「教育実習」に部活動が組み込まれていないのなら、その実習も検討する。

※そのうえで、「部活動が嫌だ」という教師には、「教科専門教師」を選択できる職場体制を作る。(というより現時点で部活動顧問は義務化されていない) 同時に全教師に、通常どうり教科も部活も受け持つ「兼任教師」、部活動も教科の一つとして、それのみを受け持つ「部活動専門教師」を選択できる権利も与える。

※新採用時に「教科専門教師」と「部活専門教師」を選択できる処置をとり(年度替わりで行き来することは可能)、数年後、そのままの状況で「専門教師」を続けるか、どちらも受け持つ通常の「兼任教師」を選択させる。

※大学課程で、「部活専門教師」育成コースなどを儲け、「幅広い競技の専門性」を持つ教師を育成する。(教師一人の持つ複数競技の専門性の強化)

※「教科専門教師」も「部活専門教師」も給料面の待遇は同じ。(労働時間・その他業務内容等は、平等に振り分ける)

※「兼任教師」は、「専門教師」よりも役職・給料面の待遇は上。(当たり前)しかし、昇給試験などは平等に行われるが、なんらかの「差」はあってもよいと考える。ただし、「兼任教師」の場合は、選択と同時に、校長により「それだけの資質がある」と認められた者に限る。(教師らの人間性の再確認のため)

※生徒の力を信じ、週に一度ぐらいは「顧問不在の練習日」を作る。(教師の有給・休日出勤等の振替を考慮)(子供達自主性の強化)

※顧問である教師を信頼し、それぞれの「理想の部活動のあり方」を追求させる。

※生徒たちに「部活動」に入部する、しないの選択権を与えるのではなく、教育の一環として、「なんらかの部活動に所属すること」をあくまでも推進しながら、「家庭の事情」「身体的・心理的な事情」等を踏まえて、「所属しない自由」も認めること。

※「なんらかの部活動に所属すること」が原則であっても、その部からの「退部」は「生徒の自由」であることを明確に子供たちに浸透させる。(退部によるいじめの発生を抑えるため)

なんてことを考えております。
実際、今、巷では、「部活動指導を地域から募る」との代替え案を口にする方もいらっしゃるけれど、
私はそれは大反対だ。
あくまでも、私的には、「教員免許」を持つ教師が指導にあたることを望みたい。
その理由はいろいろあるけれど、長くなるので割愛させていただこう。

ま、いっても私は素人。現場の先生方や、お偉いさん方からしてみれば、穴だらけの内容なのだろうけれど、これでも一生懸命ないおつむをフル回転させて考えております。
というか、保護者の皆さんも、一度ご自分が考える「理想の部活動のあり方」を考えてみては?
これ、意外と楽しい。(笑)

私の理想のポイントは、
あくまでも、「部活動はこうでなければならない」と形を決めるのではなく、
それは教師たちの自由にして欲しいということ。
先生によって「授業スタイル」が違うのは当たり前。
同じように、部活動だって、「先生の理想」があってもいいと思うのだ。
その顧問のやり方に不満のある生徒は、自由にやめればいいのだし、
いっても「教育の一環」。
誰が担任になるのかがわからないのと同じで、
その「出会い」をどう宝物にするかは、それこそ子供たちの力の見せ所だ。
そして、その「出会い」を子供たちの宝物にするために、私たち保護者は、協力できることは協力しつつ、
いらない口を挟むのをやめるにこしたことがない。
もちろん、「体罰教師」などは、以前私が書いた「体罰教師に対する親の心のあり方」を参照して欲しい。

そしてここからは、
いつものごとく、「おしゃべり元保護者」の、余計なうんちくだ。

相対的に、
いっても、先生方はほんと忙しすぎる。
正直、今良く耳にする「有り得ない教師」が犯す犯罪等は、すべて「教師」の過酷な勤務状況から生まれるストレスや、保護者や世間からの圧力などで追い詰められる心身崩壊などが原因であると私は思っている。
「国の宝である子供」を預ける学校の先生たちが、そんなボロボロで、家庭もプライベートも犠牲にして働かれたら、こっちが困るのだ。

先生が幸せでないと、子供たちは困るのだ。
わたしたち親がそうであるように、
先生方自身が、心から笑っていられる毎日でなければ、
子供たちの状況は、いつまでたっても今のままだ。


それに、建設的な改革を冷静に訴えておられる先生方の足を引っ張るかのように、
子供たちが目にする機会もあるであろう、SNS上で、
「嫌だ嫌だ」と、文句タラタラと、「部活動そのもの」を全否定したり、「部活動を賢明に指導しておられる先生方」を揶揄しているバカチン教師たちを見ているのは、たまったもんじゃない。

だけど、そのバカチンたちの気持ちもよーくわかるのだ。
元々、「教師になりたい」と頑張ってきた「志しの高い人間」であるに違いない。そうであるから日頃、「立派な教師」であろうと頑張って頑張ってきているからこそ、そうやって、心のバランスをとらないと、やっていられないのだろう。
それに、これだけ「教師あるべき姿」を求められているご時世だというのに、そのために自分は頑張っているのに、未だに体罰を繰り返す「部活大好き教師」などを見ていると、ひとこと文句が言いたくなる気持ちはほんとわかる。

だけど、今、そうやって、「教師への信頼」をなくしているのは、その「部活大好き教師」だけでなく、そういう教師を全否定している、「部活大嫌い教師」も同じだということをわかってほしい。

体罰を繰り返す教師。
生徒を怒鳴り散らかし、今だに恐怖で生徒を束ねようとする教師。
今も、昔ながらのやり方を押し付けてくる上司もいるだろう。
また、文句を影で言うだけで、上司や保護者にはいい顔をしている教師もいるだろう。
そして、今、ポッキリと心が折れてしまっている教師も大勢いる。

だけど、みんな、それぞれ葛藤を抱えているのだ。
「これでいいのか」
「何が正しいのか」

と、毎日頭の中では、いろんな自分自身が戦っているはずだ。
もしかすると、忙しさの中で、その時間さえなく、毎日が流れてしまっているのかもしれない。

それを、同じ教師として、お互い理解できないだろうか。

結局は、
みなが、
「嫌われる勇気」
「自分が変わる勇気」

を持てずに、苦しんでいるのだ。


自分が正しい。
あの先生が間違っている。

ではなく。


今、

教育現場は変わるべきだ。

だけどそれは、教師のためではなく、
なによりも子供たちのためだ。
子供たちのために、
教師らが、「本来の自分の姿」に戻ってもらわなければ困るのだ。
それぞれが、「真の教育」を追求できる時間と余裕を持てる環境であってもらわなければ、
子供たちが困るのだ。

そしてなによりも、その先生たちの改革を応援するのが、私たち保護者であるべきだ。
私たち保護者自身が、先生たちに難題な要望を押し付けているだけでは言語道断だ。
そのためにはまず、
「学校においての事故や怪我」を、なにからなにまで「学校や教師の責任」を負わすのはやめよう。
事故や怪我は、どこにいても発生する。
どれだけ安全に考慮していても、想定外の事故は必ず起きる。
そのことをまず念頭におこう。
そして、子供たちが起こす問題行動は、すべて「親の心の問題のダミー」であることを視野に入れよう。
それらを考慮したうえで、
なにかが起こったとき、
「学校の責任」「教師の責任」「親の責任」それらの線引きができる、親としての資質を高めるべきだ。

そうやって、親と教師がお互いを信頼しあうことが、「健全な学校運営」が成り立つ一番の要素ではないだろうか。

そのために、
まずもって、私たち親が、先生たちを信頼する姿を子供たちに見せてこいこう。
その姿が、きっと子供たちが安心して通える学校と生まれ変わる一番の力だ。

「何言ってんの!学校がそんなんだから信頼できないんでしょ」

ではなく、

「子供たちを褒めて育てること」で、子供たちに自己肯定感が生まれるのなら、
学校や教師だって、同じだ。
「まずもって、親が学校や教師を信頼してみる」
そこから生まれる子供自身の学校や教師への安心感が、
きっと、
「教師たちの自己肯定感」が高まっていくのだ。


だからこそ、今、先生たちがひとつになって、その改革を冷静に訴えて頂きたいと、私は心から願っている。

なお、現時点で本当に素晴らしい先生方が大勢おられます。
毎日、「教師という職に誇りを持ち、懸命に指導に当たっておられる先生方」を前に、一部の教師に対してとはいえ、このような上から目線の記事を書いてしまう、この「バカチン元保護者」をお許し下さい。




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■甲子園女子マネ騒動は、『男女差別』なのか?■ 



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皆様こんにちは。
おしゃべり元保護者です!

昨日、甲子園出場校の練習中、ひとりの女子マネージャーが、グランドに入り、練習の補佐をしていたところ、係員に制止されたという出来事があり。
どうも、高野連の決まりごととして、
『女子はグランドに入ってはいけない』
などという取り決めがあるらしく。

そのニュースを受けて、
昨日の記事にもたまたま出ていた、為末大さんや、脳科学者の茂木健一郎氏が、
★「世の中と最もずれている競技になりつつある」
★「『丸刈り』を含め、謎の様式美、禁則が多すぎますね」

などと、ツイッターで発言したことから、さまざまな議論が繰り広げられている。

中でも、「男女差別なんてナンセンス!」といったような声が多く、
私が一番恐れている、「子供の野球離れ」が加速しそうで、非常にアイタタな状況だ。

つっても、この、「野球大好き元保護者」としても、
このニュースを聞いたとき、正直、「アイタタ・・・まだそんな風潮が続いていたのか」と、非常に残念に思ったのだけど、
よくよく考えてみれば、
この、高校野球の歴史を紐解いてみれば、
確かに、そういう「差別」がなかったとは言い切れない。
しかし、決して、大相撲のように、神技と言いつつ続く「女性禁制」などといった古臭い思想があるわけではなく、1996年、たしか、私の息子の生まれた年の第78回大会から、
「女性マネージャー」のベンチ入り(記録員として)は認められているし、
その前の77回大会では、女性部長が初めてベンチ入りするなどしている。

しかも、みなさんご存知、開会式などでプラカードを持っているのは、西宮高校の女子生徒。これは、戦後間もない昭和24年に始まったと言われるぐらいだから、
この今回の一連の騒動は、
『グラウンドに女子は入るべからず』
などといった、「男女差別」の思想が根強く続いているわけではない、というふうに私は理解したい。

ではなぜ、高野連が、「女子マネがグラウンドに立ち入ること」を禁止しているのかといえば、
やはり、それは、
『区別と配慮』
ただ、それだけだったように思うのだ。

多くの野球経験者が言っているように、
『硬球』
これは、素人が思う以上に、恐ろしい破壊力がある。
私自身、ソフトボール経験者であることから、息子と小さい時からキャッチボールをしているという前提であっても、さすがに、硬球を扱う高校球児になってからは、一度もキャッチボールをしたことがない。
それはひたすら、「怖いがな」という心理がなせるものであっても、これは、ただ私がチキンなだけでなく、
息子自身も、「もう40過ぎたオカンでは、万が一のことがあったら」と、配慮しての相互間の同意だ。

とはいっても、実際、「女子野球」もあることから、「女性だから危険だ」という発想は、「差別」と言われても仕方ない。このマネージャーが、「野球経験」があり、普段の練習も男子に混じってやっている、というなら、「女子」というだけで、それを禁止としてしまうのは私としても面白くはない。
その女子と学校が、「自己責任」のもとで、それを望むのであれば、その入口は自由にしてやればいいんじゃね?というのが私の本音だ。

しかし、考えてもみてほしい。
この「女子だから危険だ」という考えが『差別』であるのなら、
学校教育において、というより、スポーツにおいては、このような『差別』は他にはないだろうか。
いや、むしろ、『スポーツ』において、このような『男女区別』は、普通に行われているのではないだろうか。

私がはっきり理解しているところでも、
「体力テスト」で行われる持久走であっても、男子は1500m、女子は1000mだ。
マラソン大会だって、大概の学校で、男女の差はあるし、
学校教育でなくても、五輪種目である陸上競技であっても、
男子は10種競技、女子は7種競技と、
それぞれの、体格差、体力差を考慮しての『区別』はしっかり行われている。
これだって、女子だって、男子より早く1500m走りきれる子はいるだろうし、
オリンピック選手としてみたら、「私だって10種で世界一は無理でも、国内なら優勝できるわ!」という豪傑女子アスリートもいるだろう。

実際、スポーツにおける『差別』は、『区別』でしかないのだ。
とくに、高校とでもなると、『男子』と『女子』の『体格・体力差』は激しい。
中学では平気で男子に並べていたスポーツ万能女子だって、完全にその『差』は広がっている。
実際、スポーツ万能だった高校時代の私は、一度、男子サッカー部のシュートを受けたくて、
「いっかい蹴って!」と、ゴールキーパーとなって、挑戦したことがある。
小学校時代、『ドッチボールの女王』と言われていた私としては、いくら男子だって、そのシュートぐらい、平気で受ける気満々だったのだ。
相手男子は、奈良選抜に選ばれていたストライカーだということは知っていても、「そんなもん取れないはずがない」と思っていたのだ。

しかし。

数秒後、「女子」だということで、多少加減をしてくれたにも関わらず、顔面で、そのシュートを受けていた私がいた。


完全鼻血ぶーだ。恥ずかしいったらありゃしない。


実際、高校になってみると、それだけの『力の差』がある。
いくら、「野球経験」のある女子が、対等に男子と渡り合えるか、と言ったら絶対に不可能なのだ。
それに、「女子も大会に出られる」と名高いサッカー部だって、
部員の本音としたら、「やっぱ女子がいると(加減せざるを得ない意味から)やりにくい」と言う声もある。
また逆に、『セクハラ』といった問題もあることから、
高校生の男女が、
同じ競技を同等に楽しむこと
の方が、実はナンセンスなのだ。
どんなに頑張っても、ほとんどの女子がレギュラーになれない部活動を推進することが、
本当の意味で「男女格差のない世の中」につながるとは私には思えない。

たとえ、古臭い、ナンセンスだと言われても、
その「古臭いお決まりごと」を捨て、
新しい、今の世に応じた決まりごとに変えることは、果たして、本当に必要なのだろうか。

それは、
決して、『差別』かどうか、という議論ではなく、
その、『区別と配慮』は、どこまで必要なのか。
という議論の方向で推し進めてもらいたい。





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■クローズアップ現代+ ~ブラック部活動~



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皆様こんにちは。
おしゃべり元保護者です。

昨晩放送されていた、NHKのクローズアップ現代+。
『ブラック部活』がテーマというわけで、
わたくしも、「どれどれ」と拝見させていただくことに。

アスリートとして私が尊敬している為末大さんと、
このブログでも何度か紹介したことのある、内田良先生がご出演ということで、
ほとんど正座でもしている気分で、背筋を伸ばしてテレビに魅入っている自分。





ほぼ、ミーハー。



いやいや、しかし。
いるんだね。
先日の、「母歴14年さん」のご相談でもあったけれど、
まだ部活動の場で『体罰指導』をしている教師。
そして、
「内申書のためにやめさせられない」
とか、
「部活休み」を喜ばない保護者。


ま、一言で言ってみれば、






どっちもどっち。





このどっちもどっち、というのは、
なにも、上にあげたような「教師や保護者」だけを指しているのではなく。
その、上にあげた「教師や保護者」たちを、「悪」として、
自分たちは
「正しい教師・保護者」だと文句だけ言っている、「嫌われたくない教師・保護者」らも含め、
どっちもどっちと、私は思っている。


為末さんが言っていた。

「このブラック部活」は、社会の縮図だ と。

その通りだと思う。

ただ、
為末さんも内田さんも仰ってたけれど、
「今の世の中、これまでの価値観ではやっていけない」と。

だけど、私は、
これまでの価値観も、そして今の価値観も、
決して、どちらが間違っているのではなく、
これまではこれまで。
今は、今。

これまでも正しい。
今も、正しい。


で行かなければ、結局は、こうやって、
『昔』のやり方を全否定する人達と、
『今』のやり方を、全否定する人達が、
『どっちが正しい論争』をやり続けてしまう。

それで、一番迷惑しているのは、子供達だからね。

『正しい』を作らなければ、決して『間違い』は生まれない。


「暴力なんて」
「暴言なんて」


と聞かされ続けている子等が、「暴力・暴言」を受ければ、ただの恐怖でしかない。
「それなのに可哀想」
「あなたは不幸」

と言われ続ければ、そりゃ、辛さも倍増でしかない。
はっきりいって、

「今の子等は弱い」
「根性がない」


そう言われるのは、その『正しさ』だけで、子供らを守ろうとするからだ


「部活は我慢するのが当たり前」?
「昔は、その辛さを乗り越えてきた」?


その『正しさ』だけを押し付けようとするから、
「部活をやめようとする子」がいじめられるのだ。
「自分たちは、こんなに頑張っているのに、その辛さを乗り越えられない弱い子」として、
そんな子たちを成敗しようとする子等が、倍増するのだ。
そして、
「やめること」で罪悪感を持つ子達を増やしてしまうのだ。


私たち、親や、教師が、
本当に教えなければなrないのは、

「自分の心」を優先させること。
「他人の心」を、受け入れること。


「逃げること」を教えるのではなく、
「逃げないこと」を教えるのでもなく。

『自分が、自分の心に従って、物事を決めること』

それだけを教えていけばいいのだ。


『内申書なんて関係ない』

そう、内田先生はおっしゃっていた。
確かに、学校としては、それが本当だと思う。
だけど、
実際、
うちの子は、「野球部主将」だったことで、推薦をしてもらえた。
それに、高校の部活においては、
企業は、「部活動を辞めずに続けたもの」を、優遇する。
うちの息子たちも、実際、「野球部」だっただけで、面接での対応はまったく違った。

そのことも、事実として教える必要はあると思う。

だけど、
なんの部活にも入っていなかった子が、
自分が行きたかった大手企業に入社し、
今も、楽しんで働いている子もいる。

結局は、
部活動をしている、していない。
続けた、途中で辞めた、は関係なく、
その子自身が、
どうやって学校生活を「素晴らしいもの」「楽しいもの」にしたか。
その子自身が、
どうやって、「自分の将来」を見つめているか、
それが、一番大きいってことを、
しっかりと、教えて行く必要がある。


部活動


この物自体に、『問題』があるのではない。
この『部活動』を、見つめる『自分の心』で、
それが、『問題』になるか、
『問題』とはならずに、『素晴らしいもの』になるのかが変わるだけだ。



そして、


部活動をやめる


そのこと自体に、『問題』があるのではない。
「やめること」を、
自分がどう捉えるかで、その後の未来が変わっていくのだ。


そして、
「自分が変わったとき」、「自分を見つめる他人の目」が変わっていく。

それが、真実。

だけど、
「部活が悪い」
「教師が悪い」
「友達が悪い」
と、 人のせいにしているだけでは、なにも変わらない。
それも、真実。


自分がどうしたいか。
それを優先させる大切さを、親の自分がしっかりと伝えていけばいい。
そのために、親は、

「自分ではなく、子供がどうしたいか」
「自分ではなく、子供がどう感じているか」

をしっかり聞き出し、
「親の自分の考える正しさ」だけを、押し付けず、
子供自身の価値観を尊重することが必要だろう。


「部活動問題は、社会の縮図」


この記事は、そのまま、教師たちにも通ずる内容だと私は思っている。





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